サラリーマンの僕が、週末田舎暮らしを始める理由
平日は通勤往復3時間、自宅のある埼玉からはるばる都内まで勤務しているサラリーマン。
週末は、隣り町の羽生市という田園風景豊かな実家の空き家で「田舎暮らし」を実践しています。
僕が「田舎暮らし」を始めようと思ったのは、「この風景を残したい!」という強い思いがあるからです。
■週末は、樹木そして土の香りに癒やされる
こんにちは。田舎暮らし研究家のYukioです。
平日は仕事に追われ、自宅が単なる寝床になっている、どこにでもよくいる普通のサラリーマンです。
ちょっとだけ変わっていることがあるとすれば、何事にも動じず、変に落ち着いていているところでしょうか。
平日は新宿に通い、平日は自宅で、週末は実家の空き家で暮らすという「半サラリーマン+半自由人」で、ここ最近本気で「自由人」になるための仕組みづくりを考え始めています。
いわゆる時間に縛られるサラリーマン生活だけではなく、自分で生きる道を切り開き、自分らしく生きるためのしくみ作り。
サラリーマンと自由人。どちらが大事?
今の僕はサラリーマンがメインで、自由人がサブ。
でも、近い将来自由人になりたい!!
結局、お金も時間も必要。
今の僕はどちらも大事なんです!
本当に毎日3時間の通勤は大変です。
しかも車+電車+徒歩を駆使して通っています。
子供は現在、長女が中学3年生、次女が小学6年生。大きくも幼くもない微妙な年頃の子どもたちです。
3年後はダブル受験という時期を控え、 本当に自由人になれるかどうか不安ではありますが、夢は諦めず 続けていきたいと思っています。
■ 平日は都内だから、よけいに癒やしの空間がほしい
突然ですが、僕はカラオケが大好き。
行くと、かなりの確率で斉藤和義「歩いて帰ろう」を、軽いスッテップを踏みながら熱唱してしまいます!!
「は~しる街を~見下ろして~、の~んびり雲がお~よ~い~でる ♪」
「急ぐ~人に~操られ~、右も~左も~お~な~じ~顔♪」
いや~、現代を上手に表現してる唄ですね。
僕は、電子機器を扱う会社で機器調達の仕事を行っています。高校、大学と電気関係を学びメーカーでの品質管理、電気工事士など2回の転職を経て現在に至っているという次第です。
与えられる仕事だけこなし、組織の歯車として割り切って働けるのであれば何不自由のないサラリーマンなのですが、そんな仕事はつまらなく、行動を起こすプロセスよりも結果重視の現代社会に嫌気が差しています。
要するに、行動する前にあらゆるリスクを取り除き、失敗が起こらないようなつまらん社会になりつつあります。
「嘘で~ごま~か~して~、過ごし~て~しまえば~ ♪」
「頼みも~しないの~に~、同じ~よ~う~な朝が~くる~ ♪」
憂さ晴らしのため、夜は飲みながら上司の悪口を言ったり、ストレス発散のため休日はドライブ行ったり…。
ある意味、フツーのサラリーマン生活を送っています。
ところがここ数年、自分の考え方を変える出来事がありました。
■農地が荒らされていく、そして家は…
私の実家のある羽生市、そして隣り町、実家の周りは田園風景の素晴らしい所。
実家の西側の田園を眺めると、10キロ先の地平線付近にある利根川の橋までも見える眺めです。
その田んぼを潰して住宅そして太陽光発電の施設が続々と作られるようになってきたのです。
さらに、昨年久しぶりに参加した地元のイベントで、ご近所さんの家を一軒一軒たずねて廻ったのですが、空き家の多さににビックリ!!
「この空き家、10年後どうなってあるんだろう?」
しかも、
実は…
「うちにも空き家があるぞ!」と。
そして実家の空き家は、僕が生まれるかなり前に亡くなった祖父(大工のユキオじいちゃん)が手作りした家なのです。
■おじいちゃんの作った家
実家の空き家は築60年。
雨漏りもしてかなり痛みがあります。
見た目古民家でも何でもない、昔からある家を自分でメンテナンスしながら住み続ける生活。
「そんな生活できたら幸せだな」
って本気で思うんです。
当然今の僕にそんなにお金をかけられるわけがありません。
失敗したら嫌だな?
こんなことする意味あるのかな?
今までの僕は、こんなこと考えながら、結局リスクばかり考えてやめていたでしょう。
正解かどうか分からないから。
正解かどうか…。
「やりながら考えよう!!!」
そんなこんなで、僕は夢に向かって一歩一歩進むことに決めました。
こんな形で始まろうとしている、
「僕らの家建築プロジェクト」
次回は、なぜ自由人にはまってきたのかお伝えしようと思います。