僕らの集会所建築プロジェクト

埼玉県羽生市にあるイベント&コミュニティスペース。 築60年の昭和な古民家をセルフビルドでリノベーションした秘密基地のような場所です。普段は、家の手入れ・農作業・ヤギのお世話など、コツコツと作業してます。そして田舎暮らしの日常をお届けします。 詳細はホームページにて。https://www.bokushu.net/

ヤギが僕集にやってきた!ヤギを飼う場合はロープじゃダメ!柵がおすすめ!っていうことに気がついた。

ゴールデンウィークは暦通りの休暇のみ。

 

前半の3連休は天候にも恵まれ、思いっきり北関東の大地でひろーい空のもと雑草とたわむれています。

 

こんにちは、僕らの集会所、略して「僕集」の住人Yukioです。

 

この3連休、「僕らの集会所」ヤギがやってきました。

 

ヤギをお借りしたのは、地元羽生市の雨読晴耕村舎の後藤さん。

 

ヤギの名前は

・のぶくん

・まさくん
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 どちらもオスのヤギくんです。


雨読晴耕村社には、他にもヤギがたくさんいます。

 

こちらは、今年生まれたばかりの双子ちゃん。
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雨読晴耕村社の雑木林の木陰ですくすくと育っています。

 

いよいよ、僕集に向けて運搬開始。

 

のぶくんとまさくんを軽トラの荷台に載せて、首輪と荷台の手摺部分に短めのロープでつなぎます。

 

なんかとても窮屈そうですが、ロープを長くすると荷台から落ちてしまう可能性があるため、短時間ヤギくん達にはこの状況で我慢してもらうことに。

 

やんちゃな子ヤギが荷台に飛び乗ってくるのを阻止しながら、

それでも飛び乗られながら、
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仲間の石原さんに見張ってもらいながら、運搬開始!
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軽トラで移動すること約15分
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 無事僕集に到着しました。

 

僕集には雑木林はありません。

見渡す限りの田園風景を背景に、所々果樹があるのみ。
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さっそく青々と繁った柿の木の下へロープでつなぎ、ヤギくん達を観察。

 

雑草を食べてくれると思いきや、木の葉をむしゃくしゃ食べてました。
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2日目は梅の木の下で、葉っぱをむしゃくしゃ。
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 3日目は栗の木の下で葉っぱをむしゃくしゃ。

 

雑草よりも木の葉が好きな、のぶ&まさ君でした。

 

実はこののぶ君とまさ君、一週間位お借りする予定だったのですが・・・

 

途中雨が降りそうなことや

 

僕が仕事で僕集を留守にしてしまうことになってしまい

 

何よりも、ヤギ達がロープに絡む絡む・・・

 

隣に住んでいる実家の母親も、僕がいない期間のヤギの監視についてとても心配していたので

 

予定を早く切り上げて雨読晴耕村舎へ帰ってもらうことになりました。

 

雨読晴耕村舎では、ヤギ牧場移設に向けてヤギ専用柵の設置作業真っ只中。

 

連休3日間は柵の設置にも精を出しました。

 

柵を設置する場所は元々畑のあった牧草地帯。

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その牧草地帯を囲むように柵を設置します。

 

この柵の名前、

 

その名は「ジグサク」(笑)
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その名の通り、柵を「ジーグザーグジグザグジグザグ・・・」と組んでいき、

金具と針金で組み合わせていきます。
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牧草に埋もれながらひたすら組んでいきます。
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このヤギ専用「ジグサク」とても工夫されていて、

とてもびっくりすることだらけでした。

 

例えば、これ!

冊同士をくっつけるわけですが、

接合する縦の鉄筋が密着するように、

横の鉄筋が左側の柵は手前側に溶接されていて、

右側の柵は裏側に溶接されています。
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柵を固定する杭もとても工夫されています。

一般的に柵を固定する場合杭(くい)を打ち込むわけですが、

単純にハンマーで叩くのみの杭の場合、抜けやすくも緩みやすくもあり

動物の柵としては実用的ではありません。

 

かと言って、沓石のようなコンクリート製の基礎を設置するとなると

相当の重量のものを何箇所も設置することになり、それもまた実用的ではありません。

 

その問題を解決しているのがこの杭ですが、

杭自体がスパイラル状の形状をしていて、

ハンマーで上から叩き込むと杭自体が回転しながら

地面に突き刺さっていきます。

外す時は、スパナで回転させれば簡単に外れます。

 

この構造は抜けにくいが外しやすい!
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 本当、勉強になりました。

 

ゴールデンウィーク連休前半の3日目、

とうとう柵の設置が完了し

雨読晴耕村舎のヤギ達や

のぶ&まさ君も

 

ほうぼ~く!
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ニンジンの葉っぱをとても美味しそうに食べているのが印象的でした。
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ヤギ一族全員集合!
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ヤギ小屋もあり、雨が降っても安心です。
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何とこのヤギ小屋

タイヤが付いています。

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牧場を移設する際に、軽トラで引っ張れば隣の畑まで移動できるとのこと。

 

ほんとオモロイなぁ~。