空き家再生プロジェクト【DIY6】 ~さらば汲み取り式トイレ→水洗トイレ化への道のり~
Yukioん家の水洗トイレ(ウォシュレット付)、1ヶ月かけてようやく完成!
もともとのトイレは、和式の汲み取り式便器に洋式便器を上からかぶせたトイレが存在していました。
でも何かもう少し快適なトイレにしたい。
今までのトイレのスペースはとても狭いんです。
ですので、トイレも場所も変更することにしました。
とは言っても、トイレにふさわしいスペースを探すとなるとなかなか難しく、
トイレにちょうど良いスペースの部屋なんてないし、給排水の工事も必要になるし・・・
その他、方位学にもこだわりがあり、
「トイレは南西の方角」 = 我が家では「床の間」
「床の間」→「便所」に改修することにしました。
床の間は、今までの汲み取り式トイレの壁を隔てて隣りにあります。
今までのトイレは洗面所にすることにしました。
でも、「水洗トイレにそんな簡単に変更できるの?」
と言った疑問が湧いてきます。
答えは「NO」です!
給水は給水管を引き凍結防止の断熱処理を施せば何とかなるのですが、
排水はそんな簡単にいきません。
排水は高いところから低いところへ流さねばならず、専門的な知識と技が必要になります。
今回の排水ルートは、合併処理浄化槽まで10m以上あり、勾配をどうやって取るのかと少々難しい問題を解決しなければなりませんでした。
結論から言うと、勾配を取るために
「できる限り高い位置から排水する作戦」
を決行することにしました。
そりゃそうですね。
地中に埋まっている浄化槽をさらに掘り下げるなんて現実的ではないですから。
【排水ルート】奥から手前に流れる排水管を埋設する
【新トイレ外壁】排水のスタート地点を高くするために壁面から排出する
【合併処理浄化槽】母屋で使用している給水管と浄化槽から配管を分岐させる
【排水管埋設】少しずつ傾斜をつけながら地面すれすれに配管
【トイレ外側壁面の給水・排水管】
上側:白が給水管
下側:グレーが排水管
これらはプロの水道屋さんにお願いしちゃいました。
(痛い出費・・・けど仕方ないなぁ・・・)
■ここからはセルフビルド
もともとあったトイレを洗面所にして、そこから隣の新トイレ(元は床の間)にアクセスするわけですので、その間の土壁をぶち抜きます。
とりあえずどんな壁の状況か見極めるために、壁の一部をくり抜くことにしました。
【丸ノコで切れ目を入れて】
【慎重に四角くくり抜き)
【一気にハンマーで叩く】セルフビルドではここが見せ場ですね!
【土壁崩落と同時に大量の埃というか土煙が舞う】
※あまりにも埃が舞い上がっていたため、手前の扇風機で強制的に屋外に排出しました。
【旧トイレと新トイレがつながった】
【新トイレの壁作り】
【壁板を貼り、入口のドア(手作り)を取り付ける】
【新トイレの給排水管】
【配管を隠すための囲い】
これで便器を取り付けられる状態になりました。
【便器設置完了】
同時に、僕Yukioお得意の電気工事を行い、新トイレへの照明と換気扇を設置しました。
【トイレと洗面所へ分岐させるための配線】
【昔ながらのジョイントボックスで保護】
【新トイレの照明】
【洗面所にも給排水管とコンセントを増設】
洗面台は後で自作しようと思っています。
そんなこんなでトイレ完成!!!
あっつ!鍵付けるの忘れた!!!