僕らの集会所建築プロジェクト

空き家活用研究家です。毎日往復3時間、田舎育ちの僕が都心に通いながら実践する「空き家活用」の方法とは。

竹ご飯の会 ~竹はなぜ燃え尽きないのか~

今年も連休を利用してキャンプに行ってきました。

 

今回のメインイベントは・・・

 

 

「竹ご飯!」 

 

 

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こんにちは、田舎暮らし研究家のYukioです!

 

今回の イベントの舞台はこちら。

 

茨城県桜川市にある

「上野沼やすらぎの里キャンプ場」

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ここは桜川市が経営するキャンプ場で、利用料金がたいへんリーズナブル。

 

上野沼(うえのぬま)の湖畔にあるキャンプ場で、多目的運動広場やテニスコートもあり、子ども会やクラブのレクリエーションにも最適な感じです。 

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1.材料の準備

まずはお得意のネット検索から。

 

ググって・・・

 

  ググって・・・

 

    ググって・・・

 

そんなにググらなくてもすぐに出てきちゃいました。

 

準備するものはこちら

・米

・水

・炭(又は

 

すごい!!材料が全て漢字一文字ですよ。

 

うむぅ~・・・。をどうやって手に入れるかなぁ~。

 

Yukioん家にはがない。

 

でも全然問題ない。

 

羽生には自然の宝がいっぱいあるんです。

 

ご近所の雨読晴耕村舎に行ってもらってきちゃいました。

 

ippo180.hatenablog.com

 

頂いた立派なの一部がこちら。

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といえば、

・竹とんぼ

・竹のお箸

・竹のお椀

・流し素麺の竹樋

・竹の水鉄砲

などなど、自然体験でも定番ですね。

 

ですが今回は竹ご飯です。

 

2.竹の加工

本当は参加者全員で竹の加工から行えればと思っていたのですが、天気もイマイチで

現地に行ってから問題が起きてはと思い、事前に僕が加工していってしまいました。

 

しかも、を加工する写真を撮り忘れてしまうところがおっちょこちょいですな。

 

結果的には、こんな感じに切り抜きます。 

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① 節の両サイドをノコギリで切ります。

 (節と節の間にお米が入れられるスペースが確保できるように)

 

②その節と節の間のところにやや内側に向けて斜めに切込みを入れます。

 (竹の直径の1/3程度の深さまで)

 

③2箇所の切込みがつながるように、ノミやマイナスドライバ等で竹の繊維に沿って割っていきます。切り取った部分は、飯ごうの蓋として利用します。

 

3.お米の準備(同時に火の準備)

今回は4合のお米、30分~1時間くらい水に浸けておきます。

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その間に火の準備もしておきましょう。

特に炭の場合は火力が安定するまで1時間位はかかりますからね。

 

今回は炭火をおこす時間がなかったため、薪を使うことにしました。 

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4.いざ竹ご飯

4合のお米を炊くということで

節と節の間隔が

・約20cmのもの:2合

・約15cmのものと10cmのもの:2合

という風に分けての切れ込みからお米を入れていきます。

 

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参加した子どもたちも、この作業はとても真剣です。

「お米1粒たりともムダにはしないわ。」

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こちらの子もチョー真剣です。

1粒もこぼさない、上手です。 

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今回準備した3つのにすべてお米を入れ、お米の上1センチ程度の水を流し込みます。

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あとは準備してあった火の上にをセットします。

転がらないように注意。

 

後で思ったのですが、が転がらないよう裏側へ凹みをつけても良かったのかもしれません。

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蓋をしない状態で火の上にセットして、

 

心のなかで手順の確認

 

「はじめちょろちょろ中ぱっぱ、赤子泣いてもフタ取るな・・・」

「はじめちょろちょろ中ぱっぱ、赤子泣いてもフタ取るな・・・」

「はじめちょろちょろ中ぱっぱ、赤子泣いてもフタ取るな・・・」

 

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そんな感じで呪文のように唱えながら、お米が均一に平らになっていることを確認してから蓋をします。

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しばらくすると蓋の隙間から蒸気が出てきます。 

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 そして、泡が少しずつ吹き出してきます。

吹き出しがなくなってくるまでガマンガマン。

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 でも、始めての竹ご飯

しかも、火力が強すぎる気もしていてどうしても気になって、

途中で開けちゃいました。

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そうそう、絶対に竹を素手では触らないでくださいね。

かなり高温ですので、ビニール手袋でもだめです。

きちんと厚手の綿や革の手袋をしましょう。

 

そんなこんなで気付いたら、中のお米が竹の蓋を押し上げていました。 

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泡が吹き出さなくなったら、火から外して30分程度蒸らします。

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さて出来栄えは、いかに?

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竹ご飯、大成功!!!

 

お茶碗によそる前に少しだけつまみ食いしたら、めちゃくちゃ上手く出来てる。

お米の水分量といい炊き具合といい、完璧です。

 

それも3つとも。 

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午前中、那珂湊仕入れてきたを焼き、竹ご飯と一緒に食しました。 

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ほのかに香る竹の香り、絶妙な塩加減の鮭、山と海の素材が相まって質素ではありますが最高の竹ご飯となりました。

 

5.竹という素材の素晴らしさを実感

ご飯の美味しさにも感動しましたが、他にも次のような感動がありました。

その感動はなぜなのか?

問題形式で説いてみました。

 

 問題1 あんなに強火でもが燃え尽きない

 

 問題2 大中小の節間の竹、お米の量も様々なのに、同じタイミングで同じ炊き上がりができた。

 

今まで鍋や飯ごうで炊いたことはありますが、初めは強火で20分、蓋がコトコトしてきたら中火で◯分など色々と火加減の調整があり、ちょっと火が強すぎるとおこげになってしまう事はよくあります。

 

しかし、今回は火加減の調整は一切なし。

しかもお焦げもなく完璧な炊き上がり具合。

 

回答1 竹が燃え尽きない理由(あくまで僕の見解です)

 例えば、和紙の器を火にかけても燃えずにお湯が沸かせます。紙コップでゆで卵が作れます。

 これはマジックではありません。ちゃんとした科学的な根拠があります。 

 結局、竹が燃えないのは、竹全体に水分が行き渡っっているから。更にお米を炊くための水も入ってる。この紙のように水が入ることで紙が燃焼する温度(300度程度)まで上昇しないように、竹も燃焼する温度まで上がらないため燃え尽きないようです。水の沸点は100度ですし。

 

回答2 お米の量にかかわらず均等に炊き上がる理由(あくまで僕の見解です)

 僕 「それは僕の腕がいいからです。」

 読者「いいえ。あなたの腕がいいからではありません。」 

 僕 「ごめんなさい。その通りです」

 

 これはきっと竹の肉厚に秘密があります。

 しかもかなり太い肉厚のあるもの。この太さと肉厚が竹全体の温度調節の役割を果たし、直火の熱がお米に加わること無く間接的に熱が加わることで、上手に炊き上げることができたのでしょう。

 

日本の竹はとても優秀で手軽に加工できる素材として重宝されています。

一方で放置された竹林が山を荒らすなどの問題も抱えています。

 

やっぱり自然素材を適度に使用するってとても重要なんですよね。

 

竹ご飯のような竹の使いみちはとても重要で、竹が少しずつ灰になって大地に戻っていく。それを実感できる体験となりました。