空き家再生プロジェクト【DIY4】 ~パッタン馬作り編~
今週は、会社4日行けば3連休。
3連休は茨城までキャンプに行く予定です。
そして、気になる「僕らの集会所構築プロジェクト」の屋根工事の状況。
ジャーン!!
まだ、屋根の下に変なシートが被さったまま・・・。
先週は、雨が降ったりやんだりの天気だったせいか、
それとも、板金屋さんの都合がつかなかったせいか、
進捗がイマイチでした。
こんにちは。
田舎暮らし研究家のYukioです。
色々やることはたくさんありますね。
部屋の掃除だの、畑の手入れだの、その他・・・
そうなると、
「忙しい、忙しい、忙しい、・・・」
と、思いがちですが、やりたいことをやっているときは、
忙しいという感覚じゃなくて、
「今日はこれができた!」「今度はこれやりたい!」
という感覚が僕の心のなかに優先されてきます。
一歩、一歩、一歩、進んでる。
Yukio論的な話はここらへんにして、
今週末は、「パッタン馬」を作りました。
えっ?「パッタン馬」って知りませんか?
僕も最近知りました!
1.「パッタン馬」とは
・大工仕事で使用する、木材を置いたり板を渡して作業台にしたりする木馬のような形の「馬」
・持ち運びが便利で、高さの調整も可能。
・パッタンとたたむことができる。
でも、僕が「パッタン馬」に出会い「すげー!!!」って思ったのがこの光景。
僕が参加する地元の稲作講座の一コマ。
その日の講座の終わりに、パッタン馬を両手に抱え、お庭のど真ん中に無造作にセッティング。
その2つの「馬」の上に、扉として利用されていたものらしき板を乗せテーブル完成。
普通の人はこの写真見ると、楽しくお茶をする男性と女性、そして奥にそびえる立派な古民家に目が行くでしょう。
でも、僕はこのパッタン馬に目を奪われてしまったのです。
ということで、早速パッタン馬の作成に取りかかります。
2.パッタン馬を利用したイメージ作り
いきなりですが、Yukio自作!完成品をお披露目しちゃいます。
「ハの字」に開いている2つの馬、これが「パッタン馬」
とりあえずは作業台をイメージして配置してみました。
大きな板がが見当たらず、ちょっと小さめですが、今までの作業台(左の一升瓶ケースを足にした作業台)に比べたら断然使い勝手が良さそう。
今まではこんな風に作業してたりして、腰は痛くなるわ、やはり作業台は必須です。
3.材料の準備
パッタン馬を作るために必要な材料(1台分)
・間柱 3m✕2本
・蝶つがい 2個
・コーススレッドビス 51mm
・ビニールの縄ひも
※ちなみに「間柱」とは、柱と柱の間にある補助的な小柱のこと。
この部分に使用される間柱という材料を使用して、 パッタン馬を作ります。
3m間柱は、こんな風に4等分(750mm✕4)にします。
作業台にするには「パッタン馬」が最低2台必要。
今回は予備も含めて4台作ることにしました。
始めに間柱を750mmに切りそろえます。
4.作業開始
切断面はこんな風にバリだらけ。
トゲが刺さると危ないので、ヤスリで磨き角を落とします。
地味な作業が続きますが、ヒモを結ぶ部分の切り欠きを予め作ります。
両端2箇所完成。
いよいよパッタン馬の枠づくりです。
4本の間柱を、ビスで直角に固定していきます。
先ずは、2本の間柱を直角に接合するため、中心部分にビスで仮止めし、
さしがねで直角を図りながら
ビス3本でしっかりと固定します。
パッタン馬の片足が完成!
もう片足も同じ要領で作成し、
蝶つがいで2本の足をつなげます。
こんな風につながりました。
最後に、切欠き部分にヒモを縛り・・・
あれ???
なんか変じゃね??
5.ちょっとした手戻り作業
底面の間柱で、完全にヒモを踏んでる!
「やっちまった!」
本当は、底面の間柱 には上下2箇所ずつ、計4箇所の切り欠きをしたほうが良かったのですが、「ヒモがずれなきゃいいんだろ」って勝手に解釈して、片面2箇所しか切り欠きをしなかった結果、ヒモを踏んづける羽目になってしまいました。
急遽、設計変更して、上下逆さまにして一件落着。
ちゃんと切り欠きの隙間をヒモが通っています。
700mmの高さになるように開き具合を調整して
パッタン馬の完成
一応、防腐剤も塗りました。
っていうか、組み立てる前に塗装しておけばよかった。
ということで、ここからの解説は写真におまかせして、
今日も暑かったなぁ!
でも、また一歩進んだよ!