空き家再生プロジェクト【DIY1】 ~現状把握、そして優先は屋根工事~
いよいよ始まりました!
実家の空き家を再生するプロジェクト。
名付けて
「僕らの集会所構築プロジェクト」
とにかく自分の力で、低予算で、空き家(古民家)を再生しようと言う試みです。
なぜこんなことを始めたかといいますと、田舎暮らしに対する、そして自然をモノを大切にしたいという思いがあるからです。
こんにちは、田舎暮らし研究家のYukioです。
僕の生まれ育った大地、北関東にある羽生市に僕の祖父が手造りした家があります。
築62年、15年前からは誰も住んでおらず空き家(倉庫)になっているのです。
そのまま放置しておくのもなんだし、
親父の隠れ家、おふくろの癒やし場、僕の趣味の家にしてのんびり、と考えがちですが、みんなが自然と集まれる癒やしの場を作るため、大改造しようという計画です。
この空き家は、テレビとかには出てくる古民家とは違い、普通の空き家です。
ただ、4度に渡る増築を繰り返し、複雑な構造で雨漏りもしています。
僕は、建築に関する専門的な知識はありませんが、電気電子工学を学んだ理系つながりで、少しづづ勉強しながらコツコツと可能な限りセルフビルドをしていきます。
まずは、ビフォーアフターの
ビフォーから。
1.外観
【南側】
これが母屋です。
僕の祖父幸夫が手造りしたお家。
瓦屋根と青色の金属板葺き屋根。
建具は木製でかなり傷んできています。
【東側】
母屋以外にも増築した茶色いサイディングの建物。
増築を繰り返したため、構造が凸凹です。
ブロック造りの建物もあります。
【北側】
日々、雨風が吹き付けられているため、屋根も壁もだいぶ傷んでいます。
【西側】
雨風は若干木に守られていますが、やはり屋根も壁も傷んでいます。
2.室内
かなりお恥ずかしので室内はお見せできませんが、トイレと2階だけお見せします。
トイレはボットン便所、
でした。(今は使えません)
でも、2階の柱はこんな感じ。
子供の頃はこの柱にぶら下がっって遊んでいました。
3.屋根
母屋の瓦屋根はなんとか持ちこたえているのですが・・・
増築部分のコンクリート瓦はこんな感じ。
コケも生え、昔屋根に登っった際にバキバキ割れてしまい、
コーキング剤で補修した跡がちらほら。
手前の板金葺きの屋根も増築を繰り返したために、こんな複雑な構造になっていて、雨水が溜まってしまう構造になってしまっています。
落ち葉も貯まる構造に・・・。
その結果、一部天井も剥がれ落ち、
どこからどんな風に雨漏りしているかわからない状態。
4.最優先は屋根工事から
とは言っても、空き家を再生したいという意欲だけではどうにもならず、趣味のDIY程度の知識しかない僕がどうやって再生していくのかというと・・・
知り合いの建築家さんに相談しましょ!!!
そう、自分ではもちろんできないので相談しました。
技術的なことや予算はもちろん、センスも素晴らしい地元の建築家さんの絶大なサポートを受けながら進めます。
僕の考えているコンセプトは次の通り。
5.コンセプト
これから進めていくうちに変更があるかもしれませんが、こんなコンセプトで進めていこうと思っています。
テーマ:家族みんなでメンテナンス
サブテーマ:使い捨てではない家、長く利用できる家づくり
①廃材利用:発生した廃材は可能な限り再利用する
②セルフビルド:極力自分で!(職人さんのサポートあり)
③コミュニティ:みんなで作り上げて、みんなで利用できる家
友人はもちろん、気の合う仲間同士で癒やしの場所となる
プロジェクト名:「僕らの集会所建築プロジェクト」
家の名前 「Yukio House」
こんなコンセプトを代々受け継いで維持していく、そしてこんな取り組みが仲間たちに拡散して村作りできたらいいなあと思っています。
2017年7月13日(木)~ 屋根工事(雨漏り対策)
建築家さん云わく
・屋根工事が最優先
結局雨漏りしている状態を放置できないんですよね。
室内とか他の場所は後からセルフビルドでコツコツやればいいんです。
屋根工事はスピード重視!
ですので、大工さんにもお願いしてしまいましたが、僕も作業に参加して、麦わら帽子の建築家さん(農家さんでもある)と一緒にプチセルフビルドから始めています。
知り合いの学生さんにもお手伝いいただいて。
僕Yukioも少しずつ腕を磨いていきます。
とにかく面白いことがしたい。そして結果癒される場所ができ上がるのを夢見て。
「僕らの集会所建築プロジェクト」始動です。
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