僕らの集会所建築プロジェクト

埼玉県羽生市にあるイベント&コミュニティスペース。 築60年の昭和な古民家をセルフビルドでリノベーションした秘密基地のような場所です。普段は、家の手入れ・農作業・ヤギのお世話など、コツコツと作業してます。そして田舎暮らしの日常をお届けします。 詳細はホームページにて。https://www.bokushu.net/

空き家再生プロジェクト【DIY7】 ~劇的にイメチェン、新玄関へのアプローチ~

ユキオん家が劇的にイメチェンし始めました。

 

2ヶ月前に土壁をぶち抜いて開口した壁。

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ここが新しい玄関となるわけですが、

 

どんな玄関?

 

どんなアプローチにしようか悩んでいます。

 

こんな感じ???

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そして、こんなイメージ。

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西からの強風を直撃する場所でもあるため、約2ヶ月間コンパネで覆っていましたが、

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今回、ここに風よけとなるエントランスを作ります。

 

では工事開始!!!

 

【整地】

新玄関前には桧の木がそびえ、

足元には切り株がいっぱい。

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まずは、木を切り倒して

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切り株を削り

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土を盛り

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整地しました。

 

ここまでに大人2人で半日作業。

 

この日は晴天・無風。

 

最高の天気、作業日和です。

 

【エントランスの製作】

 

いきなりですが、屋根を作ります。

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骨組みの写真はこれだけ(泣)

 

骨組みができる過程の写真がもっと欲しかったのですが、

 

一眼レフカメラでインターバル撮影したのですが、

設定を間違えピンぼけしててお見せできるレベルではないのです(泣)

 

本当は風よけ程度のフードを考えていたのですが、

 

作業が進むにつれ、

 

色んなアイデアが浮かび、

 

こんな大きなエントランスとなりました。

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防風シートや外壁を貼り

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内壁も貼り付けました。

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このエントランスで優しく迎え入れ、

 

ユキオん家の玄関に皆さまを招待したい。

 

そんな思いを込めて只今進行中です。

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空き家再生プロジェクト【DIY6】 ~さらば汲み取り式トイレ→水洗トイレ化への道のり~

Yukioん家の水洗トイレ(ウォシュレット付)、1ヶ月かけてようやく完成!

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もともとのトイレは、和式の汲み取り式便器に洋式便器を上からかぶせたトイレが存在していました。

でも何かもう少し快適なトイレにしたい。

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今までのトイレのスペースはとても狭いんです。

 

ですので、トイレも場所も変更することにしました。

 

とは言っても、トイレにふさわしいスペースを探すとなるとなかなか難しく、

トイレにちょうど良いスペースの部屋なんてないし、給排水の工事も必要になるし・・・

 

その他、方位学にもこだわりがあり、

「トイレは南西の方角」 = 我が家では「床の間」

 

「床の間」→「便所」に改修することにしました。

 

床の間は、今までの汲み取り式トイレの壁を隔てて隣りにあります。

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 今までのトイレは洗面所にすることにしました。

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でも、「水洗トイレにそんな簡単に変更できるの?」

 

と言った疑問が湧いてきます。

 

答えは「NO」です!

 

給水は給水管を引き凍結防止の断熱処理を施せば何とかなるのですが、

排水はそんな簡単にいきません。

排水は高いところから低いところへ流さねばならず、専門的な知識と技が必要になります。

今回の排水ルートは、合併処理浄化槽まで10m以上あり、勾配をどうやって取るのかと少々難しい問題を解決しなければなりませんでした。

 

結論から言うと、勾配を取るために

「できる限り高い位置から排水する作戦」

を決行することにしました。

 

そりゃそうですね。

地中に埋まっている浄化槽をさらに掘り下げるなんて現実的ではないですから。

 

【排水ルート】奥から手前に流れる排水管を埋設する

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【新トイレ外壁】排水のスタート地点を高くするために壁面から排出する

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【合併処理浄化槽】母屋で使用している給水管と浄化槽から配管を分岐させる

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【排水管埋設】少しずつ傾斜をつけながら地面すれすれに配管

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【トイレ外側壁面の給水・排水管】

上側:白が給水管

下側:グレーが排水管

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これらはプロの水道屋さんにお願いしちゃいました。

(痛い出費・・・けど仕方ないなぁ・・・)

 

■ここからはセルフビルド

もともとあったトイレを洗面所にして、そこから隣の新トイレ(元は床の間)にアクセスするわけですので、その間の土壁をぶち抜きます。

 

とりあえずどんな壁の状況か見極めるために、壁の一部をくり抜くことにしました。

 

【丸ノコで切れ目を入れて】

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【慎重に四角くくり抜き) 

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【一気にハンマーで叩く】セルフビルドではここが見せ場ですね! 

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【土壁崩落と同時に大量の埃というか土煙が舞う】

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※あまりにも埃が舞い上がっていたため、手前の扇風機で強制的に屋外に排出しました。

 

【旧トイレと新トイレがつながった】

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【新トイレの壁作り】 

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【壁板を貼り、入口のドア(手作り)を取り付ける】

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 【新トイレの給排水管】 

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【配管を隠すための囲い】

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これで便器を取り付けられる状態になりました。

 

【便器設置完了】

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 同時に、僕Yukioお得意の電気工事を行い、新トイレへの照明と換気扇を設置しました。

 

【トイレと洗面所へ分岐させるための配線】

 

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 【昔ながらのジョイントボックスで保護】

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【新トイレの照明】

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 【洗面所にも給排水管とコンセントを増設】

洗面台は後で自作しようと思っています。

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そんなこんなでトイレ完成!!! 

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あっつ!鍵付けるの忘れた!!!

空き家再生プロジェクト【DIY5】 ~土壁撤去、そして新たな入り口の誕生~

実家の空き家セルフビルドを開始して6ヶ月。

 

空き家活用に夢を膨らませ、コツコツと作業を進めています。

 

単純に雨漏りを直すのではなく、壁を塗り直すのではなく、どんなお家に仕上げたいのか真剣に考えながらコツコツと作業を進めています。

 

今回は新たな玄関口となる壁面を貫通させました。

 

このセルフビルドには、

・ご近所の建築家さん

・セルフビルド魂のある方

にご参加いただき、楽しみながら作業を行いました。

 

作業に入る前にイメトレです!!

 

果樹園を抜けるアプローチ

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草原にヤギ(今は雑草ですが)

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お家の改修にはコンセプトが大事なんです!

 

もともとの玄関はこんな感じだったのですが、

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何か面白みがなく、新しい入口を作ることにしました。

 

ここが新たな入り口となります。

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入口側から見るとこんな景色

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木を伐採して

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 伐採して、

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ippo180.hatenablog.com

 【木の伐採は今年の夏行っていました】 

 

 壁面のトタンを剥がして、

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土壁~!!

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一方、土壁の内側(室内)はこんな感じですが、

 

思い切って、

 

右側の押し入れを玄関にして、

 

新しい玄関の隣のスペースを水洗トイレに変身させます!!

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ここらへんで一旦休憩にして。

新スタイルの休憩:9マス将棋とやらをやっています。

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しかも何度も対戦できちゃうんです。

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作業再開。

押し入れも解体して。

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ズドーン!と土壁を撤去しちゃいます。 

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 すると室内からこ~んな景色が・・・。

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 現状はここまで。

とりあえずコンパネで雨風をしのぐことにします。

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 また、明日からはサラリーマン生活。

 また来週、このYukioん家に戻ってきます。

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今週はおしまい。

便利な世の中だからこそ一歩前へ一歩上へ、ストレス開放編 ~サラリーマンの僕が、週末田舎暮らしを始める理由 その5~

週末田舎暮らしのは

「今この瞬間に集中する」

ということを実感できます。

 

平日のサラリーマンは、

 

電車に乗りながら携帯の操作をしたり、

 

日曜日の夕飯を食べながら明日の仕事の段取りを考えたり、

 

こんな状況が四六時中続いているわけです。

 

結果、脳疲労が蓄積し、

 

「何となく調子が出ない」

 

こんな状態がずっと続いてしまっている人も非常に多いのが現代社会の特徴なのでしょうか。

 

しかも、ほとんどデスクワークとなると運動不足になるし視力も低下するし、

 

それを解消するため空き時間にジムに通ったり、

 

人間は便利な社会を作り上げる能力が優れているものの、

 

ストレスの要素となるものはさらに増大し、

 

その生活に適応することができなることが状態化してしまっています。

 

人間て頭良いのか悪いのか、不思議な生き物ですよね。

 

今回は、現代の便利な世の中から1歩2歩3歩離れて

 

 

のんびりと「歩く」ことについて書いてみました。

 

歩くことに集中するためです。

 

ジムではなく大自然を歩くのです。

 

僕は高いところに行ってみたかったので、

 

山形県の「月山」に行くことにしました。

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月山とは

山形県の中央部にある

・標高1,984mの火山

磐梯朝日国立公園特別区域に指定

日本百名山新日本百名山、花の百名山、新・花の百名山に選定

 

森林限界となる高度を越えひたすら歩きます。

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草花の緑、青い空、遠くに紅葉の赤

 

何度も何度も立ち止まり、月山の美しさに魅了させられてしまいます。

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始めのうちは坂道に体が慣れてなく、息が上がりそうになるのですが、

 

体も慣れ、この景色に囲まれてしまうと、

疲労よりも大自然の美しさに酔いしれ、

自然とゆっくりと一歩一歩前へ上へ歩いてしまいます。

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雪渓の白

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そして9合目付近

9月下旬でこの見事な紅葉

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年間晴れ日数ランキング

47都道府県中、山形県は41位

 

そんな晴天率の低い山形県なのに

この晴天

奇跡というのかこんなタイミング中々ないのではないでしょうか。

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僕が求めているもの、伝えたいこと、

登山の目的は頂上を目指すだけではないということです。

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みんなこの瞬間何を考えているのでしょうか。

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僕はこの瞬間、この瞬間に感じたことをそのまま感じていました。

・景色の色

・空気の音

・肌寒い空気

 

今回僕は、ゆっくりと無心で歩きたくて、

そして高いところからの景色を見たくて

山登りをしました。

 

本当に天気にも恵まれました。

下山途中、後ろを振り返ったらすでにガスってる。

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最高の天気といい紅葉といい、

本当にベストなタイミングで月山登山を満喫することができました。

 

そして今回気づいたこと、

今回の月山登山は9合目の紅葉が本当に素晴らしかった。

そして9合目からの景色が本当にすばらしかった。

 

頂上上に行かなくても大満足な状態でした。

(せっかくなので頂上までは行きましたが)

 

でも、頂きを制覇する必要なんてないんですよね。

自分が幸せと感じるポジション。

そこにいることが本当の幸せなんだなと。

 

現代人のストレスの源「ながら病」の治療薬 ~サラリーマンの僕が、週末田舎暮らしを始める理由 その4~

会社まで往復3時間長時間通勤を続けてはや7年。

 

現在、サラリーマン生活初めてと言っていいほど、

 

激動の3ヶ月間を過ごしております。

 

それも非常に納得のいかない・・・

 

ストレスの貯まる出来事ばかり。

 

それでも、ようやく明るい兆しは見えつつあるものの、

 

これまでのスッタモンダでしわ寄せが来てしまい、

 

超、超、時間に追われてしまっている有り様です。

 

仲間が1人移動させられ・・・

 

そしてさらに1人出社困難となり・・・

 

さらにもう1人契約完了で人員減になる予定。

 

そんな中、今まで1年半かけて準備してきたプロジェクトの成果がこの2ヶ月で決まろうとしているのです。

 

8人のチームから実行部隊3人が消えるのです。

 

「こんなのありえない!!!」

 

【サラリーマンみんなそうなんです】

・今までに経験したことのない

・仕事に追われ忙しすぎる

・忙しいのに人を増やしてもらえない

 

そう!僕だけではない!

みんな、こういう経験していますからね。

 

日本中のサラリーマンが。

 

そして、残業をして休日出勤をして、身の心もボロボロになりながら一生懸命働いているのです。

 

【お金がほしい?時間がほしい?】

僕は(も)両方ほしいです!!!

でも幸せと感じる人は、時間持ちの人です。

 

【何のために仕事するの?】

真剣に考えた時期がありました。

でもたどり着いた答えは「生活するため」「お金をもらうため」

 

だから、僕は組織の中で生活するため、成功するため頑張ってきました。

 

でも、その思考がやばいんです。

 

ストレスの原因となり、鬱となるのです。

 

【ストレスの種類】

いま僕は平日ストレスを抱えています。

時間通勤のストレス

事内容のストレス

間関係のストレス

報過多のストレス

 

【鬱にならない解決策!!!】

とにかくいまこの瞬間を大切にすることを大切にしています。

 

 

自分をこの瞬間に追い込むのではなく、

 

「いまこの瞬間を自然に生きよう」

 

という意味です。

 

平日の仕事中は、パソコンを打ちながらメール返信や電話対応をして、仕事の締め切りを意識しながらスケジュール調整、打ち合わせをしながらメールの返信、食事をしながらパソコン入力。

会社(都会)に向かうにつれ、「ながら行動」が当たり前というかやらねばならない状況になってしまうんです。

(もうややこしくて読みたくないですよね)

 

週末の田舎暮らしは、

を切る

を刈る

いじりする

穫する

 

単純作業ではありますが、それだけに没頭できるのです。

 

実は、情報過多のストレスを癒やすには、単純作業に没頭することがとっても効果的なんです。

 

だから田舎暮らし研究家の僕Yukioは、本日、

・神棚の修理

・野菜の種まき

を行いました。

 

平日の仕事のことはほとんど忘れて、作業に没頭しました。

 

若干いまサザエさん症候群状態ではありますが、

 

今日の野菜の種まきの充実感の方が勝っています。

 

根・ブ・うれん草・っきょう・シャレット・んにく

 

収穫が楽しみです。

 

 

【日本のサラリーマンへ】

この考え方が少しでもお役にたてればと思います。

 

生活のため、お金のため、働くことは大切です。

 

でもなぜ自分は生まれてきたのか?

 

働くためではないです。

 

幸せに生きるためです。

 

そうなんです。

だから僕Yukioは週末田舎暮らしをはじめました!!!

大人の本気の花火大会2017 IN 羽生

夏と言えば花火ですね。

 

大人になっても花火は楽しい。

 

おもちゃの花火を使って盛大に花火大会をやりたい!

 

素人でもどのくらいすごい花火大会ができるんだろう??。

 

というわけで、家庭の花火としてはかなり贅沢な

「大人の本気の花火大会」

を開催しました。

 

 

 

楽しい花火大会にするため、今回の花火大会はこの3大要素を重視しました。

 

1.参加者を楽しませる要素

・花火の種類と配置、そして点火するタイミングを駆使して、ストーリー性のある流れにする。

 

2.自己満足的要素

・家庭用花火を大人買いする。

 

 

3.雰囲気・充足感

・夏の夜を満喫したぞ!と思える雰囲気=浴衣姿の人を集める。

 

それではまず一つずつ見ていきましょう。

 

【1.参加者を楽しませる要素】

 

何か楽しい花火ないかなぁ~・・・

 

ホームセンターやスーパーの花火じゃありふれてるし・・・

 

大人が本気で花火やるのにうってつけの花火はないかなぁ・・・

 

と、ググって見ると・・・

 

こんなお店発見しちゃいました。

 

・長谷川商店(東京 浅草橋)

花火・雛人形・五月人形鎧兜・鯉のぼり・クリスマスのことなら東京浅草橋長谷川商店へ

仕事がら、調達先にもややこだわりのある僕Yukioにピッタリの花火屋さんを見つけちゃいました。

この長谷川商店のウリとしては、

  • 良質な国産花火が手に入る。
  • 花火の楽しみ方を店員さんにアドバイスしてもらえる。
  • バラ売りしているのでちょうど良い量を買える。

早速お店へ行ってきました。

 

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当初、花火の種類としては、俗に言うドラゴン系(噴出し花火)を考えていました。

みなさんも経験あると思うのですが、打ち上げ花火は結構期待はずれで意外とちゃちい(※1)じゃないですか。

 

【ちゃち】
[形動]安っぽくて見劣りのするさま。いいかげんで貧弱なさま。「―なおもちゃ」「―な考え」
(「大辞泉」より)

この「ちゃち」を形容詞として活用したものが「ちゃちい」である。

 

 

 

ですので打ち上げ花火は控えて、ドラゴン系を主体にと店員さんには伝えたつもりでした。

 

ところが・・・・

 

店員さんにコーディネイトしていただいたところ、

 

3分の2が打ち上げ花火。

 

「花火スペースも音もあまり気にしないです!」

 

とお店の人に言ったためなのか、インパクトのある打ち上げ花火が勢揃い。

 

やはり、打ち上げ花火は盛り上がるようです。

 

花火の設計図もかいていただいて、帰りの電車ではすでにイメトレ開始できていました。

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【2.自己満足的要素】

やっぱり大人買いですね!

 

大人が真剣になって遊ぶには、そこそこコストがかかってしまうのは仕方ありません。

 

と、もしかしたら単なる浪費と捉えられてしまうかもしれませんが、こんな感じで花火を調達しました。

 

結局、持ち帰れないくらいの花火量だったので、宅配便で送っていただき、

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品物検品

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 まぁ贅沢な品揃え。

 

これぞ、大人買いですね!

 

この他に手持ち花火も準備しました。

 

【3.雰囲気・充足感】

夏だ!花火だ!!浴衣だ!!!

 

と思えるほど、浴衣姿の女性は夏の夜を演出してくれます。

 

ですので、今回の花火大会は可能な限り浴衣で参加という案内を出してお集まりいただきました。

 

 

 

 

 

では、早速花火の準備です。

 

事前準備が欠かせません。

 

【必要な材料】

・花火

・板

・両面テープ

・アルミホイル

 

昼の部(準備)

大人買いした花火、全23種類を点火する順番に並べて、板に両面テープで固定します。

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点火する順序を間違えないように、板に番号を記入して

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こんな感じで準備します。

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板に取り付けるのは、花火が倒れないように安定させるため。

 

噴出花火にはアルミホイルを被せます。

(噴出中に他の花火に着火させないため) 

 

これで準備完了。

 

昼間からこんな遊びもして楽しんじゃいました。

 

ペットボトルロケット

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煙玉

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夜の部(本番)

 

まずは手持ち花火から

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噴出花火

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打ち上げ花火

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クライマックスのナイアガラ 

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そして連発花火

(写真なし)

 

こんな感じで、観客の方には楽しんでいただけたはずです。

「大人の本気の花火ってすごいねぇ!」

と言っていただけて本当に嬉しかったです。

 

ただしなんですが、

花火に点火している本人からすると、

・点火する順序、タイミングを逃さないように常に集中している

・導火線に着火する際に若干の恐怖心がある

・花火を至近距離から見ることになり、観客側から見たイメージがつかめない

・花火の撮影テクニックがなく、暗い写真だったりピンぼけだらけ

ということがあり、必死にこなした花火大会でした。

 

花火たち、お疲れ様でした。

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竹ご飯の会 ~竹はなぜ燃え尽きないのか~

今年も連休を利用してキャンプに行ってきました。

 

今回のメインイベントは・・・

 

 

「竹ご飯!」 

 

 

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こんにちは、田舎暮らし研究家のYukioです!

 

今回の イベントの舞台はこちら。

 

茨城県桜川市にある

「上野沼やすらぎの里キャンプ場」

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ここは桜川市が経営するキャンプ場で、利用料金がたいへんリーズナブル。

 

上野沼(うえのぬま)の湖畔にあるキャンプ場で、多目的運動広場やテニスコートもあり、子ども会やクラブのレクリエーションにも最適な感じです。 

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1.材料の準備

まずはお得意のネット検索から。

 

ググって・・・

 

  ググって・・・

 

    ググって・・・

 

そんなにググらなくてもすぐに出てきちゃいました。

 

準備するものはこちら

・米

・水

・炭(又は

 

すごい!!材料が全て漢字一文字ですよ。

 

うむぅ~・・・。をどうやって手に入れるかなぁ~。

 

Yukioん家にはがない。

 

でも全然問題ない。

 

羽生には自然の宝がいっぱいあるんです。

 

ご近所の雨読晴耕村舎に行ってもらってきちゃいました。

 

ippo180.hatenablog.com

 

頂いた立派なの一部がこちら。

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といえば、

・竹とんぼ

・竹のお箸

・竹のお椀

・流し素麺の竹樋

・竹の水鉄砲

などなど、自然体験でも定番ですね。

 

ですが今回は竹ご飯です。

 

2.竹の加工

本当は参加者全員で竹の加工から行えればと思っていたのですが、天気もイマイチで

現地に行ってから問題が起きてはと思い、事前に僕が加工していってしまいました。

 

しかも、を加工する写真を撮り忘れてしまうところがおっちょこちょいですな。

 

結果的には、こんな感じに切り抜きます。 

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① 節の両サイドをノコギリで切ります。

 (節と節の間にお米が入れられるスペースが確保できるように)

 

②その節と節の間のところにやや内側に向けて斜めに切込みを入れます。

 (竹の直径の1/3程度の深さまで)

 

③2箇所の切込みがつながるように、ノミやマイナスドライバ等で竹の繊維に沿って割っていきます。切り取った部分は、飯ごうの蓋として利用します。

 

3.お米の準備(同時に火の準備)

今回は4合のお米、30分~1時間くらい水に浸けておきます。

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その間に火の準備もしておきましょう。

特に炭の場合は火力が安定するまで1時間位はかかりますからね。

 

今回は炭火をおこす時間がなかったため、薪を使うことにしました。 

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4.いざ竹ご飯

4合のお米を炊くということで

節と節の間隔が

・約20cmのもの:2合

・約15cmのものと10cmのもの:2合

という風に分けての切れ込みからお米を入れていきます。

 

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参加した子どもたちも、この作業はとても真剣です。

「お米1粒たりともムダにはしないわ。」

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こちらの子もチョー真剣です。

1粒もこぼさない、上手です。 

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今回準備した3つのにすべてお米を入れ、お米の上1センチ程度の水を流し込みます。

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あとは準備してあった火の上にをセットします。

転がらないように注意。

 

後で思ったのですが、が転がらないよう裏側へ凹みをつけても良かったのかもしれません。

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蓋をしない状態で火の上にセットして、

 

心のなかで手順の確認

 

「はじめちょろちょろ中ぱっぱ、赤子泣いてもフタ取るな・・・」

「はじめちょろちょろ中ぱっぱ、赤子泣いてもフタ取るな・・・」

「はじめちょろちょろ中ぱっぱ、赤子泣いてもフタ取るな・・・」

 

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そんな感じで呪文のように唱えながら、お米が均一に平らになっていることを確認してから蓋をします。

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しばらくすると蓋の隙間から蒸気が出てきます。 

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 そして、泡が少しずつ吹き出してきます。

吹き出しがなくなってくるまでガマンガマン。

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 でも、始めての竹ご飯

しかも、火力が強すぎる気もしていてどうしても気になって、

途中で開けちゃいました。

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そうそう、絶対に竹を素手では触らないでくださいね。

かなり高温ですので、ビニール手袋でもだめです。

きちんと厚手の綿や革の手袋をしましょう。

 

そんなこんなで気付いたら、中のお米が竹の蓋を押し上げていました。 

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泡が吹き出さなくなったら、火から外して30分程度蒸らします。

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さて出来栄えは、いかに?

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竹ご飯、大成功!!!

 

お茶碗によそる前に少しだけつまみ食いしたら、めちゃくちゃ上手く出来てる。

お米の水分量といい炊き具合といい、完璧です。

 

それも3つとも。 

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午前中、那珂湊仕入れてきたを焼き、竹ご飯と一緒に食しました。 

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ほのかに香る竹の香り、絶妙な塩加減の鮭、山と海の素材が相まって質素ではありますが最高の竹ご飯となりました。

 

5.竹という素材の素晴らしさを実感

ご飯の美味しさにも感動しましたが、他にも次のような感動がありました。

その感動はなぜなのか?

問題形式で説いてみました。

 

 問題1 あんなに強火でもが燃え尽きない

 

 問題2 大中小の節間の竹、お米の量も様々なのに、同じタイミングで同じ炊き上がりができた。

 

今まで鍋や飯ごうで炊いたことはありますが、初めは強火で20分、蓋がコトコトしてきたら中火で◯分など色々と火加減の調整があり、ちょっと火が強すぎるとおこげになってしまう事はよくあります。

 

しかし、今回は火加減の調整は一切なし。

しかもお焦げもなく完璧な炊き上がり具合。

 

回答1 竹が燃え尽きない理由(あくまで僕の見解です)

 例えば、和紙の器を火にかけても燃えずにお湯が沸かせます。紙コップでゆで卵が作れます。

 これはマジックではありません。ちゃんとした科学的な根拠があります。 

 結局、竹が燃えないのは、竹全体に水分が行き渡っっているから。更にお米を炊くための水も入ってる。この紙のように水が入ることで紙が燃焼する温度(300度程度)まで上昇しないように、竹も燃焼する温度まで上がらないため燃え尽きないようです。水の沸点は100度ですし。

 

回答2 お米の量にかかわらず均等に炊き上がる理由(あくまで僕の見解です)

 僕 「それは僕の腕がいいからです。」

 読者「いいえ。あなたの腕がいいからではありません。」 

 僕 「ごめんなさい。その通りです」

 

 これはきっと竹の肉厚に秘密があります。

 しかもかなり太い肉厚のあるもの。この太さと肉厚が竹全体の温度調節の役割を果たし、直火の熱がお米に加わること無く間接的に熱が加わることで、上手に炊き上げることができたのでしょう。

 

日本の竹はとても優秀で手軽に加工できる素材として重宝されています。

一方で放置された竹林が山を荒らすなどの問題も抱えています。

 

やっぱり自然素材を適度に使用するってとても重要なんですよね。

 

竹ご飯のような竹の使いみちはとても重要で、竹が少しずつ灰になって大地に戻っていく。それを実感できる体験となりました。